原油価格 crude oil price 2004 10 6
ニュースで、原油価格の高騰が伝えられますが、
私は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が、
60ドル台になっても、特に文句は言いません。
それは、多くの人が、省エネルギーに真剣に取り組んでいないからです。
真剣さが、全然、足りない。
石油が貴重な資源であることが、すべての人に理解されるまで、
原油価格は、高騰を続けても問題ない。
原油価格 crude price 2004 9 28
また、原油価格の高騰が話題になっています。
しかし、この「原油価格の高騰」の原因は、
アメリカ国民にもあります。
本当は、こういう時は、国民が一致団結して、
省エネルギーに取り組まなければならないのに、
なぜか、一致団結するのは、対テロ戦争だけです。
2004年9月15日号のニューズウィークには、このような記事があります。
「原油高の真犯人は、サウジではなく、SUV車」
「不安定な中東情勢や中国の需要増以上に、
原油価格を押し上げている最大の原因は、アメリカ人の無駄遣いだ。」
「経済が回復したから、石油の消費量も増えたのか。」
「いや、アメリカの道路を走る自動車の燃費効率が、
この20年で大幅に悪化したからだ。」
「その元凶が、SUV(スポーツユーティリティー車)だ。」
「90年には、アメリカ人の保有する車の5%にすぎなかったSUVが、今は55%を占めている。」
「ばかげた法律のせいで、SUVはトラックに分類されるため、
乗用車に適用される省エネ基準を満たさなくていい。」